片貝の地名

「片貝」の呼び名は千数百年にわたって人々に親しまれてきました。

片貝の地名が初めて記録に見えるのは、奈良時代に作られた万葉集、大伴家持の歌においてです。

「片貝の川の瀬清く行く水の絶ゆることなくあり通い見む」

片貝川を詠んだこの歌は、家持が越中に赴任した翌年、天平19年(747年)4月27日に作られたものです。

1250年余を経た今も大自然は不滅の美しさに輝いています。