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暮らしデザイン工房 by インベンションハウスは富山の一級建築士事務所です。

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新月伐採の天然乾燥材

新月伐採の天然乾燥材

みなさんは「新月伐採」ってご存知ですか?
日本には、昔から「夜空に月のない時期(新月の時期)に伐採される木や竹は長持ちする」と言い伝えられています。
同じく
オーストリアにも「新月の時期に伐った木は、良質で長持ちする」と言い伝えがあったそうです。
世界最古の木造建築として知られている法隆寺、バイオリンの名器として有名な「ストラディバリウス」にも新月伐採された木が使われていると言われています。
以前は迷信のような話で無視されていたのですが、近年、新月伐採された木材は腐敗しにくく、カビにくい、害虫がつきにくい、狂いが生じにくい、と研究で実証されました。

インベンションハウスでは、平成15年よりビニールクロスゼロ、
構造合板ゼロ、国産無垢材、構造材も国産杉という材料仕様で行って
きました。

無垢材を取り扱う者として、1番に天然乾燥材、2番に新月伐採材、
このような材料でお客さんにお住まいを提供したい
というのが最終希望です。
それがなかなか希望を叶えてくれる製材所はありません。

構造材として使用する無垢材の乾燥は大変難しいと思います。
木を伐採し、葉枯らし、乾燥用製材、乾燥、出荷用製材、加工、
そして私たちの手元に入り、建て方となります。 
木材は多くの水分を含んでいます。
構造材として使用する木材は、適正な含水率まで下げなければ、
伸縮による狂いが生じてしまい、使うことができません。
そのために木材を乾燥させます。
乾燥機械で早く乾燥させるやり方と、
時間をかけてゆっくり乾燥させるやり方。
当然時間をかけるほうがいいのに決まっています。
木材を桟積みにして、風を通して、時間をかけてゆっくりと乾燥。
自然まかせ・・・ 
手間はかかりますが、木材にとっても一番優しいやり方です。
一番のエコだと思います。

”新月伐採、天然乾燥”
これは、山、製材所、工務店が、この最良の方法に対して強い思い入れが
あって初めてできるものです。

皆さんも、”新月伐採、天然乾燥” でお住まいを考えてみませんか。