

Page5 まだまだ街頭で訴えたこと
浜田: 「政治家は魚津市全体のためのもの」
今の選挙はそれぞれの地域の代表が出馬するといった形になっています。確かに応援してくれている地域のために働くのは当然です。でも各地域の声を発信するのは町内会があります。町内会の活動を活発化させ、その声を市政や行政が真摯に聞く体制を整えればいい話です。
やはり政治家は魚津市全体の利益も考えなければいけません。もっとそこに力を入れて欲しい。地域の代表者というスタンスが、「どこかの地域に何かを作ったから、今度はこっちにも作る」に繋がってしまう。これが税金の無駄遣いになります。何か作ったら、それは魚津市民全員のものです。みなさんが行きやすい場所に作る、そしてみなさんが行きやすいような手段を整備すればいい話です。
MM: 議員の力を使わないと、ちょっとした生活の不便がなかなか解決しないという現実があるからね。家の近所の危ない交差点にカーブミラー付けようと市役所に行った時も、かなり時間がかかった。議員通すとあっさり付いた。こういった小さなことは市役所がしっかり対応して、議員は魚津市全体のことに全力で取り組めるようにしないと、魚津市全体のための政策研究が疎かになってしまうよね。政治家になる勇気があるんだから、町内会長ではないんだと説得する勇気が欲しい。

浜田: 「市民にも嬉しい、魚津市にも嬉しい政策」
魚津市が何か施策を行うにしても、みなさんの協力が必要です。例えば、ゴミの削減やリサイクルの推進をはかるには、みなさんに手間をかけさせることになります。協力をお願いするのなら、目標値を達成できた時には減税措置を取るといったやり方があってもいいのではないでしょうか。誰だってお得なら頑張ってしまいますよね?市民も嬉しい、魚津市にも嬉しい。前例にとらわれず、もっと発想を180度変えた、新しいアイディアを出して行くべきです。ありきたりな発想では、この閉塞感をかかえた社会は変えられないと思います。
MM: 「前例にない」「そんなの聞いたことがない」で、アイディアを潰すというのは市政・行政に関わらず民間企業ですらあることだね。失敗だけを恐れて、新しいことに何一つチャレンジできないのが今の日本の行き詰まりを生んでいると思う。既存のやり方でどうにもならないから、新しいことするしかないのに・・・。だから市政・行政にも新しいことへのチャレンジ精神が欲しいよね。新しいことには市民だって、希望が持てる。自分も参加しようという精神が生まれる。そういう気持ちの面での高揚だって期待できる。まさに市民参加型社会の実現には良いきっかけになると思う。

浜田: 「新幹線開業後に向け、全力で対策を」
遅くとも6年後に富山県に新幹線がやってきます。便利になる。産業が発展する。いいことばかりが言われています。もちろん発展する大きな要素にはなりますが、衰退への加速器でもあるんですよ。魚津はどうなるのか・・・考えただけで少し怖いことです。
MM: 長野新幹線開業で、駅ができた佐久市は発展したけど、隣の小諸市は逆に衰退したのだよね。小諸市はそれまで地域の中心で、佐久市はそのお隣の存在だった・・・。魚津と黒部の関係によく似ている。新幹線の駅名に市の名前が付くだけで、すごい宣伝効果だからね。
浜田: そうなんです。新幹線の駅はお隣の黒部市にできますが、あちらはYKKを中心とした企業群や宇奈月温泉、黒部峡谷と人とお金を引き付ける力がある。一方魚津は残念ながら弱い。このままでは魚津と黒部の立場は逆転するんじゃないかと、危機感を感じている人は多いと思います。新駅が「新黒部駅」という名称になっただけでも、黒部は全国区の知名度を得ることになります。別に黒部に対抗しようという考えじゃありませんが、魚津は必死にならないと。
MM: でも、魚津市は財政面の問題から大きな施策はできないし、土地の問題などから産業誘致もスムーズにできるとは思えない。新駅の名称にしたって、合併したわけじゃないのに「魚津」を入れろと言うのは、都合良過ぎだし。将来的に請願駅として「新魚津駅」を、あ・・・既にあるから「ニュー新魚津駅」を作るのもはさすがに新黒部との駅間が近すぎて無理だろうし。
浜田: そもそも富山県を訪れる人や企業にとって、魚津市だ、黒部市だという行政区分なんて関係ないですからね。魅力がなければ黒部から一気に富山・高岡・金沢へ素通りされます。だから新川地区の市と町が連携して、産業育成・観光振興・交通網の整備をやって、新幹線開業でみんなが発展に結び付けられるようにしないと、魚津だけ貧乏くじ引くことになりそうです。これは魚津市だけでできるスケールの問題じゃないですよ。だから連携なのです。例えば、今、黒部市が中心になって観光プロモーターを呼んで、新川地域全体の観光振興をやっています。こういう連携をあらゆるジャンルに広げていかなければなりません。
MM: 新幹線がやってくることは知っていても、もう6年先だってこと知らない人も多いし、乗らないから関係ないと思ってる人もいる。いい意味でも悪い意味でも大きな影響を受ける出来事。まさに「富山の夜明け」だよ。市民の立場からすると、開業後の街づくりヴィジョンが見えてこない現状に危機感すら感じてしまう。あと、どうも魚津と黒部は、いがみあう市民感情がある。どちらも富山市や高岡市のように、誰が見ても地域の盟主と呼べる街じゃないんだから、お隣同士は手を取り合っていかないと。

浜田: まだまだ教育、地域医療、観光、北陸線の第三セクター化問題など、訴えたいことはたくさんあったのですが、1週間の選挙戦だけでは伝え切れませんでした。あんな小さなサイズの選挙公報で、伝えられるわけがない(怒)。ホームページの更新がダメなら、マニフェストを配らせて欲しいですよ。幸い市民の方々から選んでいただけたので、ホームページを含め、情報発信はとことんやっていくつもりです。
MM: ダントツで最年少の議員なんだから、既存の考えにとらわれないで欲しいし、市政で何が行われているか?を分かりやすく情報発信して欲しい。情報を発信し続ければ、声は返ってくるはず。これをとことんやって欲しいな。
浜田: 頑張ります!

MM氏とは、魚津市在住の33歳。浜田が学生時代にお付き合いのあった先輩。選挙後に再会し、MM氏が会話をボイスレコーダーで録音していたことから、文字に起こしてこのようなインタビューになりました。


この文章は「はまる会」ホームページに寄稿されたMM氏の承諾を受け、掲載しています。
なお真意の伝わりにくい表現は、同意の文章に書き換えてあります。

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