リサイクルの費用対効果

家庭ごみの分別の中には、ペットボトルやプラスチックなどのリサイクルに回すものがあります。今回のテーマは「ペットボトルやプラスチックのリサイクル」です。
リサイクルは地球環境を考える上で、重要な要素の一つです。突拍子もないことを言いますが、現在のリサイクルは果たして地球環境にやさしいのでしょうか?
地球環境にやさしいかどうかを判断する材料として、リサイクルにかかるコスト(※1)を考えてみましょう。
(※1)ここでいうコストとは、燃料や電力など環境に負荷をかけるコストと、処理費用や人件費など費用としてのコストの2種類があります。
1.収集にかかるコスト
各家庭からの集積場を回って収集するコストです。ペットボトルやプラスチックはかさばってしまうため、どうしても運搬にコストが膨らんでしまいます。また、分別が多くなればなるほど収集にかかるコストが大きくなります。
(例:分別の分だけトラックの台数が増える) |
2.運搬にかかるコスト
リサイクル工場へ運ぶコストです。収集と同様、かさばる分のコストが膨らみます。また、リサイクル工場が遠くにあればあるほどコストが大きくなります。 |
1、2、3にかかるコストがリサイクルされた量を超えた場合、リサイクルするためにそれ以上のコストがかかることになります。「原油1リットル分を節約するために、リサイクルで原油2リットルを使用する」 これではリサイクルしている意味がありませんよね。
リサイクルの現状がどうなっているかは有識者によっても判断が分かれる状況です。本当に環境にやさしいリサイクルであるために、家庭、もしくは地域で体積を減らす工夫をする、リサイクル工場の場所、規模を調整する、リサイクル事業者の適切な選定など、状況によって効率化を進める必要がありそうです。
参考:日本容器包装リサイクル協会 http://www.jcpra.or.jp/index.html

このレポートは「はまる会」ホームページに寄稿しています。

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